GI(地理的表示)で食の新たな価値をつくる / 三井物産戦略研究所
GI(地理的表示)で食の新たな価値をつくる
日本で主に農産物を対象にした地理的表示保護法「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」(以下
「GI保護法」)が2015年に施行されてから3年余りが経過した。その間、GI保護の対象となる登録産品は、
「夕張メロン」、「神戸牛」、「西尾の抹茶」など76品目に増え、2019年2月に発効した日本とEUとの
経済連携協定(日EU・EPA)では、日本にとり初めて海外との間でGIの相互保護が始まるなどの新たな
動きも出ている。日本のGI保護制度は次第に定着しつつある。
しかし、これまで農業生産者が現場の視点で活用してきたGI保護制度の知名度は、消費者を含め広く
一般にはあまり高まっていないようだ。今回の日EU・EPA発効をきっかけに、製造業や流通業、小売業、
サービス業などの食品関連産業が、GI保護制度を生産・加工・流通のサプライチェーン全般にわたり、
グローバルな視点から捉え直して活用すれば、食に新たな価値を創造し得る。
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※地理的表示(GI)保護制度(農林水産省HP)