人命安全最優先を実践する体制・プロセス・ツール
事業継続計画や災害対応マニュアルにおいて、ほとんどの企業が「人命安全の確保」を最優先項目に掲げている。
しかし、南海トラフ巨大地震や首都直下地震のような大規模災害の発生を想定し負傷者の発生可能性を認識している(又は認識しなければならない)ケースにおいて、「被害想定に基づく具体的な救出要領が定められていない」「救急車に期待できない状況で重症者が発生した場合の病院搬送手順が定められていない」といった声を耳にすることは珍しくない。
本稿では、企業において「人命安全の確保」を掛け声倒れにしない取組みについて提案する。
1.病院への自力搬送を検討する必要性
2.体制・プロセス・ツールの3つの軸での検討・準備及び災害発生時の対応
3.救出・看護・搬送判断・病院搬送の具体的な検討・準備
4. おわりに
レポート全文はこちら
(出典:東京海上ディーアール株式会社/人命安全最優先を実践する体制・プロセス・ツール)