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欧米の水素ハブ戦略 ―輸入立地中心の欧州、生産立地の米国と 日本への示唆―

欧州と米国では脱炭素等の課題解決に向け水素戦略を強化している。どちらも水素ハブで集積し、
効率の良い生産・輸送・貯蔵を行う予定だが、欧州のハブは輸入立地、米国は生産立地という違いがある。
2030年頃に想定しているクリーン水素需要も異なる。産業用において、欧州は鉄鋼、アンモニア等での
需要を想定しているが、米国の需要は石油精製、アンモニア等で、鉄鋼での需要は見込めていない。
これは米国では、電炉での鉄鋼生産が中心となっているためである。 2023年6月に水素基本戦略が改定された
日本の水素導入は輸入中心になると考えられるため、欧州の取り組みが参考となるが、地下貯蔵が困難等の
点を考慮し、独自の条件に適応した戦略が必要とされる。

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(出典:三井物産戦略研究所 産業情報部 産業企画室/欧米の水素ハブ戦略 ―輸入立地中心の欧州、生産立地の米国と 日本への示唆―)

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