リチウムイオン電池に起因する火災の現状と対策
近年、リチウムイオン電池を使用した製品が増加し、リチウムイオン電池の出火に起因する火災も増加傾向です。
代表的な発火のメカニズムを説明し、関連する法令の改正について概要を説明するとともに、使用者が留意すべき火災予防上の対策についてまとめます。
(1) 火災件数の増加の状況
リチウムイオン電池は、小型・軽量化することができ、自然放電も少なく、繰り返し高い電圧が出せるという優れた特徴を持っているため、スマートフォンや電熱ウェア、電気自動車等のさまざまな製品で使用され、我々の身近な存在となっています。
加えて、我が国では、2050年カーボンニュートラルおよび2030年度における温室効果ガス46%排出削減の実現に向けた政策の一つとしてリチウムイオン電池を含む蓄電池の導入拡大を推進しています。
このようなリチウムイオン電池の利用拡大に伴い、リチウムイオン電池やリチウムイオン電池を使用する製品の事故も増加傾向です。
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(出典:MSコンパス >ビジネスニュース>リチウムイオン電池に起因する火災の現状と対策)