カーボンニュートラル実現に向けて
カーボンニュートラルの基本について、環境省の「脱炭素ポータル」をご紹介します。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※ から、植林、森林管理などによる「吸収量」※ を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
※人為的なもの
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
(出典:環境省 脱炭素ポータル)
地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、以下の合意をしました。
世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて
2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(2℃目標)
今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること
この実現に向けて、世界が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げているところです。
2050年カーボンニュートラルの実現のために、革新的な技術の開発とその早期の社会への実装は重要です。
それとともに、現時点で活用可能な技術を最大限に活用してすぐに取組を始めることも必要不可欠です。
そこで、2021年6月、『地域脱炭素ロードマップ ~地方からはじまる、次の時代への移行戦略~』を決定しました。
地域のすべての方が主役で、今から脱炭素へ「移行」していくための行程と具体策をまとめています。
これから5年間の集中期間に政策を総動員し、
(1)少なくとも100か所の脱炭素先行地域を創出し、
(2)重点対策を全国津々浦々で実施することで、『脱炭素ドミノ』により全国に伝搬させていく
こととしています。
(出典:環境省 脱炭素ポータル)
取組内容の詳細・脱炭素ポータルサイトはこちら
(出典:環境省ホームページ 脱炭素ポータル)