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北米ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起

北米におけるハリケーン・シーズンが到来しました。
2022年度のハリケーン発生予想と、本格的なハリケーンの到来前に今一度ご確認いただきたい事項のチェックシートをご紹介いたします。



2022年ハリケーン発生予想

北米においては例年6月1日から11月30日までがハリケーン・シーズンとなっており、2022年のハリケーン・シーズンを迎えておりますが、今年のハリケーン予想が出ております。
ここ数年を振り返ると、2020年のシーズンでは30個の熱帯低気圧(Tropical Storm)が発生し、新記録を樹立しております。そのうち14個が勢力を強め、ハリケーンに成長しました。2021年もシーズン中に21個の熱帯低気圧(過去3番目の多さ)、7つのハリケーンが発生しました。

AccuWeather(アメリカ天候専門テレビネットワーク)では、今年は最大20個の熱帯低気圧と8つのハリケーンが発生すると予想しており、平均的な年を上回るハリケーンの発生を予想しています。National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA)も例年を上回る予想を出しており、今年は例年より熱帯低気圧の活動が活発になる年と考えられています。

ハリケーンが勢力を強める場所であるメキシコ湾は、今年は既に平年より温度が高くなっており、早い時期にループ海流(メキシコとキューバの間のユカタン海峡からメキシコ湾に入り、フロリダ海峡からフロリダ海流として南下し、メキシコ湾流を形成する海流)が形成されています。熱帯低気圧がループ海流を通過すると、暖流からエネルギーを得て低気圧は爆発的に強くなることがあります。今年のループ海流は、ハリケーン・カトリーナがループ海流を横断してニューオーリンズに壊滅的な被害を与えた2005年のものと非常によく似ているとのことです。ぜひ万全のご準備をお願い致します。 

事前の備え

ハリケーンは、一般的に平時からリスクを想定し、タイムラインに沿った防災行動計画の策定等、具体的に対策を検討・実行していくことにより減災が可能と言われております。
これからのハリケーン・シーズンに向けて、今一度、社内関係部署との連携方法や対策状況の確認等、ご準備いただくことをお勧めいたします。各現場でご活用いただける点検チェックシートを添付いたしますので、ご活用ください。

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(東京海上日動火災保険株式会社/マリントピックス物流関連情報 北米ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起)

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