【3/4(水)東京開催】企業が語るいきものがたり Part13 2030年に向けた社会変革と企業経営
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
企業が語るいきものがたり Part13 2030年に向けた社会変革と企業経営
~SDGs達成の基盤となる自然資本の持続可能な利活用と企業が果たすべき役割~
【開催の趣旨】
MS&ADインシュアランスグループが主催する本シンポジウムは、企業が生物多様性の取組みを推進していくための機会として毎年開催し、今回で13回目を迎えました。今年は、2010年にCOP10で採択された愛知目標のターゲットイヤーであり、10月には中国で開催されるCOP15において2030年目標が採択される予定です。欧州の大企業は、気候危機の取組は1.5℃目標をはじめ明確な枠組が定まり実行段階に入ったとし、生物多様性保全にも軸足を移して活発な動きを見せています。
本シンポジウムでは、こうした動向も踏まえ、企業がいかに取り組むかを議論します。また気候変動により激甚化する風水害も視野に入れ、防災・減災の観点から重要性が叫ばれている自然資本を活用したグリーンインフラの世界的動向も紹介します。分科会では、グリーンインフラのほか森林破壊ゼロ、新しい視点としての市民科学の3テーマで論議します。
【セミナーの開催概要】
日時:2020年3月4日(水)13:30~17:30(開場13:00)
場所:三井住友海上 駿河台ビル 1階 大ホール(東京都千代田区神田駿河台3-9)
主催:MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
参加費:無料
定員:200名
講演者:
主催者代表挨拶(13:30~13:40)MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 取締役 副社長執行役員 藤井 史朗
第一部(13:40~14:40)
基調講演
●EUと欧州企業の動向と日本の企業がとるべき行動
株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役 足立 直樹 氏
●自然資本を活用した防災・減災ーグリーンインフラの世界的動向
IUCN(国際自然保護連合)日本リエゾンオフィス コーディネーター(大正大学 地域構想研究所教授)古田 尚也 氏
第二部(14:55~16:40)
個別テーマごとにパネルディスカッション方式で分科会を行います。関心ある分科会にご参加ください。
【分科会1】
テーマ:レジリエントなまちづくりのためのグリーンインフラの実装
コーディネーター:MS&ADインターリスク総研株式会社 原口 真 氏
内容:気候変動によって気象災害が激甚化する中、自然資本を利用して社会や経済のレジリエンスを向上させるグリーンインフラが注目され始めている。グリーンインフラを実装するためには、どういう課題があり、それを突破するためにどのようなパートナーシップが必要となるのか。国、自治体、金融セクターから論点を投げかけます。 【分科会2】
テーマ:森林破壊ゼロはこれからの企業の常識になるか?
コーディネーター:株式会社レスポンスアビリティ 足立 直樹 氏
内容:COP15で2021年から2030年までの10年間の目標を決めるべく、現在その準備が進んでいます。定量的なものにしようという声が強く、中でもサプライチェーンも含めて森林破壊をゼロにするという目標はかなり確実視されています。既に取り組んでいる企業の事例をもとに、なぜ必要なのか、どう達成するかを考えます。
【分科会3】
テーマ:市民科学が創出する身近な自然の価値
コーディネーター:兵庫県立人と自然の博物館 三橋 弘宗 氏
内容:身近な自然の価値は、近くに住む人や活動している人が一番価値を享受し、自然の状態を把握されています。都市周辺の生態系を保全・再生するには、多様な主体が協働し、市民と企業が一緒になって科学することで、学びを通じた新たな価値創出が大切です。企業やNPOによる参加型の環境保全活動を市民科学の目線で考えたいと思います。
第三部(16:55~17:30)
各分科会からの報告とまとめ
コーディネーター:株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役 足立 直樹 氏
パネリスト:各分科会コーディネーター
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